文書・文字の使用

今回は、ルーマニア人の文書と文字の利用について書かせてもらいます。具体的には以下のような点ですかね〜。

  1. 文書は字だらけ
  2. 会議に議事録なし
  3. ノートは使わない(使っても立派なやつ)

文書は字だらけ

以前の日記にも書いたけれど、ルーマニアで書かれる文書には本当に字が多いです。日本の本のように写真や絵、そして図が掲載されていることは少ないです。


字だと、一字一句全て読まないとわからず非効率的だなぁと思うのは僕だけですかね???


で、最近思うようになったのは、日本人はひらがな・カタカナ・漢字・アルファベットを使いこなしているため、結構絵や図に敏感でありだから図などを掲載することが多いのではないかということです。


ひらがなの曲線や漢字の細かい部分(ある部分から出たり出なかったりで漢字の違う。刀や力)、そういうものを書いたり見たりしているおかげで、図形的センスはあるんじゃないかなと思いました。だから図や絵も載せたがる???かもしれません。


まぁ、でも図があることで直感的にわかる文章が多い日本は幸せですね!!!そこは日本の好きなところです。

会議の議事録はなし

まぁ、ここで言っている会議というのはそんなに大きくない会議でせいぜい10人ばかりの会議です。日本だと少なくともSIの業界では、お客さんと話しあったら議事録は書くことが多いと思うんだけど、ここでは議事録が書かれて回されている雰囲気はありません。


まぁ、10人前後であれば不要かなという気もするし、単に僕のところには文書が回ってきていないだけなのかもしれません。ただ、カウンターパートが近くにいるので、なんとなくは文書が回ってきたらわかるはずなんだけれどね。きっと書いてないでしょう。


まぁ、書くのがいいかと言えば、それはどうだろうという気がします。書けば書いただけ、誰かの稼働が使われているわけだし、少ない人数でお互いのコンテキストを共有している限りにおいては不要かなという気もします。

ノートは使わない(使っても立派なやつ)

ここルーマニアでは、首都にでも行かなければ日本で売っているようなA4判のノートは手に入りません。売ってても子供用。なんか虫の写真とか掲載されているやつで、とても大の大人が使うような代物ではありません(笑、まぁ探せばあるのかも知れないけれどね、さっと探してみても見つかりませんでした)


まぁ、かと言ってまったく使っていないというわはなく、ノート使っています。打ち合わせに行ったときは、ここにサラサラっと書いていきます。まぁ、このあたりは日本人も同じですね。ただ、書く量が圧倒的に少ないですけれど。まぁもっともルー人の間では困ったらなんとかアドリブで動いて物事達成するという気概および行動力があるので書き過ぎなくても間に合うんですけれどね。


日本人はなんでこうも書くのだろうと考えました。書いて安心したいんだなきっと。書いて確かなもの!というふうに思い込みたいんだろうと考えてます。議事録はたくさんの量を話合うとき以外不要だなぁとルー人を見ていて思うこのごろです。