感情・言葉

ルーマニア人は世界でもっとも北に住むラテン人です。「ラテン」この言葉から何を思い浮かべますか?たぶん、みなさんの思うとおりです(笑)。

  1. 感情表現が豊か
  2. 話すの大好き・楽しいこと大好き


喜ぶときは、体全体を使って喜ぶし、怒っているときも腕や上半身をこれでもかというぐらい使って反論の意思を示します。感情と声・顔の表情が直結してるんじゃないか?と思うほどストレートです。なので、見ている僕にはよーくわかって楽なんですけれどね。で、これを考えると、以前に書いたレストランの話や、馬鹿にする言葉を吐く理由もわかる気がしますね〜。


レストランやレジでブスっとした顔になるのは、仕事が与えられるものでつまらないもの「罰」という意識があるためでしょう(キリスト教というのも影響してるね)。それに引き換え日本人は働くのは良いことだという意識がある。だから残業もするしね。きっと。おっと話がそれた。この辺りのことは、比較文化論入門書を読むといいと思いますよ。たとえば「世界の日本人ジョーク集」を見るのもいいかもしれません。


世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)


あと、道端でしばしば、


「ファンヒョン、アチョー」と


中国人の真似をされますが、このあたりもちょっと関係しているかなと思います。仮にね、憎く思ってる国の人が仮に歩いていたら「×××」って思ったりするでしょう。そして、ルー人にとっては中国はあまり印象の良い国ではなく(革命以前に中国人が結構いて、ルー人の仕事を結果的に奪ってしまっていたとか聞いたことがあるけれど)、ルー人の気性も相まって、すぐにこういう日本人にとってはやなことを言うんだろうなと思います。ルーマニア人の中には、こういうcivilizationがない人もいますね。


あと、感情に素直の例としてマイナスの例をあげるとしたら、せっかく作ったものを残すということですかね。まぁ、嫌だったらしょうがないんだけどね〜。日本人だったら多少嫌でも食べるよね。残さない。残したら相手が悲しむだろうと考えて。が、ルーマニア人は自分の感情に素直です。その結果与える影響もあまり考えていないような。。。日本食を提供する機会が何回かあったのですが、そのときは海苔(黒くてルー人には妖しさきわまる食べ物)系の食べ物は確実に残してましたね。。。


ということで、言いたいのは、ルー人が感情に素直だということです。