Ploneを導入するぞ!(Portalとして)
昨日の続き。IT戦略のIT部分を参考に今はPloneというシステムを導入しようと考えている。まぁ、基本的にはドキュメント追跡システムを構築するのが当面の目的ではあるって、あんまり深くIT戦略のITサイド面を強烈に意識しているわけではない。が、必要性は明らかに分かっているから、その面でも熟慮しているけれどね。
さて、まずPloneというものだが、オープンソースです。主にCMSとしていろんなところで使われている。プロダクツ(プロダクト)というプラグイン可能なモジュールを利用すると以下のような機能が使えるらしい。
- ドキュメント管理関連
- ドキュメント作成(Web上で申請書が作れる。PloneArticleやPloneArticleModelEditor)
- ドキュメントの回覧及び承認経路作成(DCWorkflowを使用するみたい)
- ドキュメントの横断的検索(ドキュメントの内容を全文検索できる)
- ユーザ・グループの定義(ある資料は、だれだれは見れるけれど、ある人には見せてはいけないなど)
- ドキュメント状態遷移に伴うメール通知(PloneNotificationやPlone Subscription)
- word、excel、pdf、openoffice documentを添付できる。
- CMFContentPanels(複数のドキュメントをまとめられる)
- コンテンツのPDF化(Plone2pdf。ほんとにうまく変換できるのか?)
- 情報共有関連(基本系列)
- PloneiCalendar(個人の予定表を入れて、全員で共有できる。イベント出席と連動できたらいいんだが、、、可能なのかな?)
- Event Registration(イベント出欠プロダクト。で、イベント出席者のリストをすばやく得る)
- PloneContacts(コンタクトリストをWeb上で保存!グループで共有とかできるのかな?)--CMFNewsletterかPloneNewsLetterでみんなにニュースを通知
- 施設予約モジュールがあれば完璧なんだけど。。。見つからん。
- 発想支援系情報共有
- ワークフロー関連
- 回覧・閲覧などのワークフローが実現できる(DCWorkflow)
- プロセスの自動化というワークフローも実現できそう(ReflowかZope3のopenflow)*1
- 拡張性
- その他
Toolを使ってユーザの動向・興味を知る(実験だ!)。でもって、県庁に流れる情報流と質を検討する?(笑)
*1:ワークフローという言葉が二重の意味で使われている。稟議・決裁での経路という意味での言葉。もう一つは各コンピュータシステム間の処理を自動化するという意味で