オープンソースを利用するぞぉ〜(うらぁ〜)計画

最近のオープンソースは使えるものが増えてきた?

最近、ネットサーフィンばっかりしてる。なぜ?一応情報を集めるためだ。一応ね。なんの情報かといえば、これから二つばかりプロジェクトが走りそうだから、それらをうまく管理したいから。

そうこうしているとなかなか良さ気なオープンソースを発見した。以下のようなものだ。

プロジェクト管理(dotProject)

とりあえず、デモを操作して勤務先のコンピュータにも導入してみた。なかなかだ。ガントチャートは、期間に応じて伸縮してくれるし、ビリングコードなんかも入れられる。ただリソースに関しては機能がそれほど強化されていないのでEVMSなんかはできないだろうな。

一見したところ、小さいプロジェクトであれば問題無い。それよりも、みんなが一斉に情報共有できるWebで機能を提供しているのが嬉しい。それに日本語にこだわらなければ導入も20分もあればできる。大したソフトだ。欲を言えばタスク上で問題を上げたら、問題管理一覧に情報が掲載されると嬉しい。そうすれば、トラブル管理も行えてしまうし。現在のバージョンではまだ対応していない*1
ただし、Microsoft Projectなどのような機能を期待してはいけない。

ガントチャート作成(GanttProject)

Microsoft Projectのようなプロジェクト管理ソフトだ。これはWebが無くても機能するし、Webからダウンロードするだけで使える。一人で計画を立てる分には良いが、ファイルのロック機能が無いから、みんなが一斉に予定を書き込んだり修正したりという作業には向かないなぁ(たぶん)。また、ファイルを置くのもWebDAV上らしいのでみんなで情報共有して作業を行うには向かないかも。でも、GUIはすばらしい。Microsoft Projectにも匹敵するGUIだ。

アンケート作成管理(phpESP)

前の仕事の時から、アンケート作成用ソフトを結構探していた。そうしたら、オープンソースで見つかってしまった(笑)。アンケート作って、結果を参照する。基本的な機能は揃っていそう。日本語表示も問題無くできそうだ(試していない)。足りなさそうな機能としては、

  • 特定ユーザーにのみ回答させることができない?*2
  • 回答回数制限がない?

バグトラッキングシステム(Mantis)

問題が発生した場合の対応を管理するためのソフトウェアだ。問題は具体的にどんな状況であり、現在誰が対応しているのか、そして状況はどうなっているのか?発生した問題のうち現在どの程度解決しているのか?解決方法はいつ実施されるのか?を把握できる。結構、企業ではExcelを使って管理している(えぇ〜、私が働いていた企業ではそうでした)。が、どうだろうか?全体を誰もが把握するためには、これはWebなどのツールで提供されていた方が良い。できれば、プロジェクト管理ソフトと合わせて。

が、使ってみると結構大変。特にワークフローがいまいち理解しきれない。「差戻し」とあるが、開発者からなのかテスターからの差戻しなのか。。。誰か解説して!!!(笑)。関連して、ステータスと解決状況が良く分からん。なんとなくステータスは、開発者側が意識しているステータスで、解決状況はテスターが把握しているステータスらしい。なのでたぶん「差戻し」はテスターから開発者への差戻しなんじゃないだろうか?

*1:Trouble Tiketという機能(モジュール)が現在あるが、dotProject大元の機能とは連携していない。ここで説明しているのはhelpdeskモジュールのこと

*2:特定ユーザーだけが回答・編集するということは可能だが、回答だけはできなさそう