ルーマニアのコンピュータ事情

ルーマニアのコンピュータ事情はそこそこいい。ただし、金を出せばの話。

一般家庭の平均収入が$150〜$200程度なので、やはりPCは高価。とくにノートPCは(こっちではラップトップと言う)。だけどHPのプリンタはどこでも置いてある。不思議だ。でも誰が買うんだろう。きっと収入の格差が大きいに違いない。まぁ、男も女も働いているから一家の家計は数字よりは楽なんだろうな。

PC関連の小物に関しては少し入手しにくいかも。それでも大きな都市のモールに行けばたいていの物は手に入る。LANケーブルしかり、電源コードしかり。

インターネットについて言えば、第一級都市であればどこにもインターネットカフェはあるし、ケーブルテレビを通じて家庭でインターネット($20(ケーブルテレビ代込み))もできる。また、ADSLサービス(79ユーロ)も始まっていて高いけれど常時接続環境を整えられる。ただし、大都市と小都市の格差は大きく県庁所在地のボトシャニといえども常時接続環境は整えられない。。。まぁ、モデムでインターネット接続できるだけマシだけど。

そういえば、課金体系が日本と大分違う。日本の場合携帯でもインターネットサービスを受ける場合でも、ある会社に申し込んで加入して、会社から請求が来るよね?だけどこっちでは、携帯もインターネット接続もプリペイド式もあったりする(日本と同じように加入する方式もある)。なので、余計な面倒がなくすぐにインターネットにつながったり、携帯を使えるようになる。これは便利だと思った。きっと、請求するのが面倒で仮に請求したとしても払わない人が多いんじゃないかなと思ってる。

ここ数年経済が結構成長していて(年率4%)、2007年1月にはEU(こちらの表記ではUE)に加盟予定なので今後のコンピュータ事情は大きく変わるんだろうなぁ。

でも、こんなにコンピュータがあってシステムがあるのに、ボランティアを要請したのはなんでだろう???家賃だけ払えばいいから、雇うより安いのかな?