気をつけていること

  1. 信頼の量
  2. 相手の視点

信頼の量

人からちょっとしたことを頼まれることがある。こういったときはなるべく受けるようにと考えている。受けることで初めて、逆に自分が頼みたいことがあったときに頼むことができるような気がしている。そして、受けた量以上は、相手に頼めないなぁといつも感じている。だから、なるべく小さな頼みごとは受けるようにしている。



もちろん、いつもいつも「俺のために何かやってもらう」というような打算的な考えじゃないけれどね。なんか、頼みごとをするときって自分が借金を背負ったような気になってしまうから、相手に対して借金した気にならないためにも先に何かしてあげたい。



あと、人に何かされると同様に借金を背負った気になって、気が重くなるんだよね〜。不思議な感覚だ。それよりも、人に何かしてあげてた方が気分がいい。多分、こういった感情があるから、プレゼント貰ったりとかお土産もらったりとか嫌いなんだと思う。


相手の視点

自分が何かをやりたいときに、関係する相手の視点も大事だ。相手が嫌だなと思うことはなるべく避けるもしくはwin-winになるようにもっていかなければ、自分のやりたいことは達成できないと思っている。



当然といえば当然だけど、他人の動きを見ていると「もっとうまくやればいいのに」と思うことが多々あるからだ。「相手が受入可能な提案」をしないとね。ただ主張して駄々こねてるのは子供だ。



よくあるのは「〜すべきだ!」という主張。もっともらしく、かつ、信頼を失うやり方だと思う。論理に訴えて、正義に訴えても、次に何かを為そうとするときにきっと障害になるんだろうなと思う。それよりは、相手のメリットを考え、行動するほうがよっぽどメリットがあると思う。これは日本語で言えば、政治力や根回しということだけど、ルーマニアでもどこの世界でも必要なのを感じる。



「根回し」というやりかたは日本以外では違うやり方、呼び名なのかもしれないけれど、必ず存在する方法だと思う。この間CIOの記事を読んでいたら、「根回しじゃん」という記事がいくつもあった。



トラブルプロジェクトでいろんな人の利害が交錯している中で、こういうことを学んだ気がする。利害が錯綜してもやりたいことを為す方法を考えるということだ。